ステーキのあさくま
食を通じて「よろこび」をご提供・追求し続けます。
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「赤ワインを飲む理由」のようなものがギュッと詰まっている、イタリア産のしっかりタイプの赤ワインです。
香りをかいでみると、生のラズベリーをかじったときに鼻に通り抜けるあのフレッシュな香りに続いて、雨上がりの古都を歩いているときのような濡れた石畳の匂いがほんわかと。
そっと目を閉じてみると粉っぽくて乾いたインクのようなアロマがあり、まるで図書館で古い分厚い本を開いた時のようなどこか厳かな気持ちになってきます。
「あぁきっとよいお天気が続いた年で、ブドウの実はプルップルだったのかな~」
「長い歴史のある産地の、とてもよい条件の畑から生まれた高級ワインなのかな~」
などと妄想が広がります。
グラスを回してみるとバババッと香りが3倍くらい膨らんで、旨味のような満足感が口に残ります。
肝心なのは、この「飲む」という一連の動作の途中で「ひっかかり」が何も無いということ。
だからただ素直に「あぁ~赤ワインって豊かで美味しい~」と感じられる、そんな「整った」ワインと言えるでしょう。
また、ワインの持つジューシーさと渋み(タンニン)と旨味が、お肉の甘みを引き出してくれたあと、ソースと混ざり合ってお口の中は「第三の美味しさ」に進化します。ぜひお楽しみください。
なんとヴィヴィッドなタコのイラスト!でもなんでタコ・・・? 西洋人は食卓にタコって苦手じゃなかった?・・・・・・ネロ・ダーヴォラ種・・・・・・なるほど!シチリア島か!
鮮やかな濃い赤色のワイン。グラスに鼻を近づけると、ラズベリーやチェリー、プラムなんかの香りが溢れてきて、その奥の方には、イチゴをスプーンで砕いて練乳をかけたときのようなミルキーなワクワク感、そしてほんのりとバニラのニュアンス。ということはきっと木樽で熟成してる。
口に含むと、、、シシリアに降り注ぐ太陽をいっぱいに浴びたブドウの皮から滲み出た、割とパンチのあるタンニンが飲みごたえたっぷり! なのに、酸味が丸っこく整っているから口の中のバランスが取れていて肉汁と合う!! 辛口ワインなのに最後には甘やかな残り香をとどめてくれたりして、なんと懐の深い赤ワインだろう。ラベルに大胆に描かれたタコの足と、奥に光る賢そうな眼、そしてこのはつらつとした飲み口。なんだかここ数週間、うだうだと悩んでいた人間関係なんて気にするなって言ってくれてるような、思いっきり洗い流してくれそうな、前向きな気持ちをくれる赤ワインですね。
どんなステーキにも合わせやすいですが、特に”きのこガーリックステーキ”や”フィッシュオニオンソース”との相性抜群です。またステーキだけでなく、揚げ物やパスタ、根菜のサラダ、シュー生地のデザートにも合いそうです。
【職業】ワーママOL+ワインコーディネーター
【資格】JSA認定ワインエキスパート、日本酒利き酒師、焼酎アドバイザー
OLとして、レストランの開発→ワインインポーター→富裕層向けのワインコンサルタントへと転身する傍ら、ワイン講師やワインライター、レストランやカフェ、イベントなどにおけるワインプロデュース業を営んでいます。趣味は世界各地のワインに合わせてその地元食材を生かした料理を味わうこと。新しい発見を求めて、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、ハンガリーなどの欧州のワイン産地国の他、アメリカ、カナダ、オセアニア、南アフリカ、中国、タイなどのワイン産地を訪れて、ワイナリーやレストランを巡っています。 ワインで繋がるご縁を大切に、独自の切り口で、分かりやすくワインの魅力を伝えていきたいと思っています。